ルラクホームこと株式会社かみしろのジョウダイです。
今回のテーマは「家の向きの決め方3選」です。
ルラクホームは、山陰は島根で高気密高断熱で
とびっきりの高性能住宅を建ててます。
ずっと昔
といっても17年前くらいからなんですが
「南向きの家は建てるな。」
って教わってからそうしてます
その頃一緒に勉強していた
うちの親父くらいの年齢の元大工さんが
「そういえば大工時代に
玄関を巽にむけて建てなさいって教わったもんだ」
って教えてくれました。
というわけで
今回は「家の向きの決め方3選」
いってみたいと思います。
1.南向きの家は建てるな。
うちの家
朝起きてリビングへ
南側の掃出しサッシのカーテンを開ける
その後照明をつける
朝なのに
南側のサッシまわりは明るいんですが
北側の窓は明るくないし
東西には窓つけてないんで
南北に長いLDK
全体的に薄暗い
だから照明つけるんです
よく晴れた日中でも
LDKの照明はついてるわけです
家の向きを考えるとき
セットで
窓の取り付け位置考えます
「南向きの家は建てるな。」の通り
南側の窓だけではだめだった
明るくない
東や西からも日の差し込む
向きを考えておくべきだったって
今なら思うわけです
先人が言ってた巽向きって
東南方向になるんですが
むかしの家って田の字づくりで
だいたいおんなじ間取りなんです
玄関が巽向きってことは
表に2間続きの和室があって
その縁側も巽向き
回り縁だったら
縁側の曲がり角が
南向いてることになります
これって表の2間を
一番いい具合に明るくできるって
わかった瞬間は鳥肌立ちました
家の正面は巽に向けるのがベスト
まあ最近の家には
2間続きの和室も縁側もないことが
多いですが
明るい居間をLDKをってことなら
めっちゃ参考になる話
「南向きの家は建てるな。」
ってことなんですよね
2.風通しのいい向き
家の向きを考えるとき
セットで
窓の取り付け位置考えます
って最初に書きました
窓の目的は
明かり取りの他に
風通しをよくするため
それと
換気(排煙)でしょうか
いまは24時間換気が義務付けられています
実は
換気目的で窓開けるって微妙なところで
窓を開けるってことも
24時間換気がきちんと機能している
高性能住宅であれば
少なくなってきているかもしれません
とはいえ
暑くも寒くもなく
外の空気が気持ちのいい季節
窓から入ってくる風というのも
気持ちがいいものです
で考える
そこから風ははいってくるのか
でていってくれるのか
周辺環境と照らし合わせて考える
明り取りにしかならないんだったら
開かない窓で十分だったりして
そして地元の風の向きを考えて
風の向きって季節によって変わるんで
風通しすると気持ちのいい季節の風の向き
それがわかるんだったら
その向きを考えて
家の向きと窓の位置を設計する
そんな感じがいいと思いませんか
3. ざっくりと風水する
最近家を建てるとき
風水にこだわられる方って
少なくなってきたなって感じてます
でもやっぱり
鬼門とか裏鬼門とか
気になるよねって
全く気にならない人ってのも少ないもんです
でざっくりと風水を
とりあえず鬼門とか裏鬼門だけ
おさえておいてとか考えてると
間取りのパターンが
「南向きの家は建てるな。」とか
「玄関は巽向きに」とか
「風通しのいい向き」とか
相性が良いことわかります
まあ
風水自体が
明るい間取りにするために
とか
風通しのいい向きとか
先人からの教えとして
伝わってきた側面もあると思うんで
「玄関は巽向きに」とか
教えが先か風水が先か
みたいなとこあるわけで
むかし風水の本書いてる人が
鬼門とは臭門である
って書いておられるのみて
なるほどと思ったんです
ちなみに鬼門っていわれる方向に
玄関とか水まわりを設けると
靴が臭ったり
食べ物が痛みやすかったり
カビが生えたりしやすいって
ことで臭門だそうです
まあ科学的に考えてもそりゃそうだって
ところを統計学的にとらえて
風水として伝えてきたんであれば
そうなのかもしれないって話です
ともかくそれにふりまわされるでもなく
かといって無視するわけでもなく
ざっくりと風水するのはありかも
と思ったところでありました。
はい
現場からは以上です。
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