関東大震災から97年
関東大震災から97年が経過しました。日本は地震国といわれていますね。
リアリティチェック
![島根県松江市で新築注文住宅ならルラクホーム](https://jodai.co.jp/wp-content/uploads/2018/10/ダウンロード-2-1.jpg)
何度も紹介していますが、2011年の東日本大震災の直後、
東京大学のロバート・ゲラー教授が発表された地震のリアリティチェック図がここにあります。
日本地図で、濃い赤で塗られているのが、関東を始め一般的に地震発生のリスクが高いされている地域です。
ここ数年で大地震が発生した地域が円でプロットしてありますが、
東日本大震災の震源地であって東北にしてもそれ以降大地震に見舞われた熊本にしても
わが島根県にしても確率論的には発生リスクが低いと予測されていた地域です。
地震予知は無意味。だから備える必要があります
当時、ゲラー教授が書いておられました。地震予知は無意味だ。
リスクが高いから低いからは無視して、日本全国すべての地域が大地震に対して備える必要があるんだ。
そういった意味でリスクの大小を予知することは無意味だってことだと思います。
ルラクホームでは、地震に強い家づくりを推進しています。
新築時の場合は、
住宅性能評価制度でいうところの耐震等級3の性能を確保するって比較的わかりやすい指針があります。
以前は、バランス良く耐震設計すれば、耐震等級2でも大丈夫って考えていたんですが、
先の熊本地震で耐震等級2の家が倒壊したという事実があります。
怖がりすぎとかこだわり過ぎとか言われることもありますが、
まあバランス良く耐震設計しようとすると自然と耐震等級3になる。設計をしていてそう思います。
リフォームやリノベーション
リフォームやリノベーションではどうでしょう?
耐震診断や耐震改修の設計をするとき、計算上バランスよい耐震性能を設計することが大事ですよね
計算上バランスよくしようと設計しようと方法を考えると結局2つです。
1.屋根を軽くすること
2.壁を丈夫にすること(丈夫な壁を増やすこと)
このほかに
ダンパーといった制振装置や免震装置といったものをプラスする方法もあるんですが、今回は置いといて
基本は、新築の耐震設計するときと一緒なんですが
1.屋根を軽くすること
2.壁を丈夫にすること(丈夫な壁を増やすこと)
なんですよね
ちなみに、既存の木造住宅のいまある外壁の上から耐震改修と断熱改修をいっぺんにやってしまう
ファストクロス工法というテクニックもありますので、ご興味のある方はご相談ください。
写真は、ファストクロス工法で改修が終わった築100年前後の平屋
瓦を降ろして屋根も軽くなっって断熱改修まで
安心してください。はいってますよ(古っ)
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