家守りとして ~PART2~

もったいないチェンジ

「変わらないために変わり続ける」毎年の目標が変わらないなぁと思いつつ、禅問答のようだけど、やっぱこれだよなと思う変化の達人いずものこげんぱです。

ただいま取り組んでいるのが、「もったいないチェンジ」。
冬の暖房に対する「もったいない」という感覚をチェンジしようというものです。

もったいないチェンジとは

2020年、住宅の省エネ化が義務となり、それなりに住宅の性能は上がるだろうといわれています。冬あたたかい家が増えるといいのですが、大きな課題があります。あたたかい家にしようと思ったらしっかり暖房すればいいんです。が、「もったいない」とガマンする日本人の美徳で控えめな暖房しちゃう人が多いってことです。「省エネな住宅ができたからしっかりと暖房する」が理想なんですが、それにはまず「光熱費がかかってもいいからしっかり暖房する」という感覚のチェンジが必要なんだと思います。それではじめて省エネ化できた住宅なら、「あれ、あんなに暖房したのにあんまり光熱費かかってないや」という結果がついてきて「じゃ、安心してもっと暖房していこ」と、ようやく最初の理想形になるわけです。

あなたの健康のためにも「我慢する美学」を変える

冬あたたかい家をあたり前のものにする。これには、今までの「使ってないときやそこまで暖房したらもったいない」から「家のどっかが寒いことで家族の健康が守れなかったらもったいない」っていう「もったいないチェンジ」が必要なんです。

「もったいないチェンジ」に成功している先駆者として松江市にあるSさん宅の2014-2015年冬の温度グラフを紹介します。
山陰の冬は寒いです。でも、リビングを昼夜平均22℃ちょっと、シーズンを通してしっかり暖房していらっしゃいます。こちらのお宅では、延べ床面積で57坪、吹き抜けや小屋裏も含めると70坪以上の面積に相当する大きな空間をリビングのエアコンを中心に2.2kwの小さなエアコン複数台で全館暖房しておいでです。暖房器具のない廊下であっても冬の平均温度が20℃くらいあり、ヒートショックが起きにくい環境であることが、データからも確認できました。

2014-2015の冬を越して、電気代も確認したうえで「今年の冬はもっとエアコン使おうと思います」とおっしゃっておいででした。それもそのはず、昨年の冬の全館暖房にかかった暖房費が私の家の暖房費のざっと1/4です。しかもうちが24時間暖房していたのは、リビングだけですから面積あたりの暖房費で比較すると1/60以上の差、これって・・・私の家の省エネレベルもひどいのですが、世間一般的に飛び抜けてひどいものでもはないはずなんですが、この差です。

だからもっと暖房しようと思える。「もったいないチェンジ」に成功したSさん宅では、今年の冬23℃以上の家庭内温度が実現されるかもしれませんね。今年も「もったいないチェンジ」をすすめて「ヒートショック・ゼロ」を目指して突き進みたいと思います。

いずもありがとう
あなたとの出会いに感謝です
信頼を形に
すまいを科学することからはじめます
いずも百年の家project
株式会社 上代工務店
こげんぱ少将(上代悟史)

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