1. なぜGX志向型住宅補助金終了は大きなニュースなのか?

2025年7月22日19時頃、国のGX志向型住宅補助金が受付終了しました。
この制度は、省エネ性能と再エネ設備を備えた新築住宅に最大160万円が交付されるもので、予算総額500億円(3万1250戸分)が全国からの申込みで埋まりました。
ルラクホームでも申請準備を進めていたお客様がいましたが、残念ながら間に合わず。翌日には「もう終わったんですか?」と驚きの声が寄せられました。家づくりを検討していた方の多くが、落胆されたことでしょう。
2. 島根県で使える新築向け補助金とは?

落ち込む必要はありません。島根県民限定の心強い制度があります。
それが「しまね省エネ住宅・再エネ設備パッケージ補助金」です。新築住宅限定で、最大210万円が交付されます。
補助金の内訳
・建物性能部分
・ZEH:55万円
・ZEHプラス:100万円
・再エネ設備部分
・太陽光発電:最大63万円
・家庭用蓄電池:最大47万円
ZEHプラス仕様+太陽光発電+蓄電池の組み合わせで最大210万円。GX志向型よりも高額になります。
3. 実際どれくらい得になるのか?

GX志向型は再エネ設備込みで最大160万円。島根県の補助金は蓄電池を含めると最大210万円と、50万円多く受け取れます。
ここで大きな違いとなるのがFIT(固定価格買取制度)です。
これは「家の屋根で作った電気を、決まった価格で電力会社に買い取ってもらえる制度」です。GX志向型ではこの制度を使えるため、昼間に発電して余った電気は売ることができます。売電収入を得たい方には向いています。
一方、島根県の補助金では、このFITが使えません。
代わりに「作った電気は全部自分の家で使い切る」という前提になっています。昼間の発電を夜にも使えるようにするため、蓄電池をセットで設置するのが基本。こうすることで、電力会社から買う電気を減らし、月々の光熱費を大きく下げられます。
つまり、
GX志向型補助金→ 電気を売って収入を得たい方向け
島根県補助金→ 電気代を減らして家計を守りたい方向け
と考えると分かりやすいでしょう。
4. 申請時の注意点とタイミング

GX志向型は2026年7月末までに完成すればOKでしたが、島根県の補助金は期限が短めです。
* 着工前に申請が必要
* 県の承認後に着工
* 完成報告は2026年2月28日まで
今年度は約30棟分の枠が残っており、現在の申込みはほぼゼロ。それでもスケジュールはタイトなので、仕様決定は急ぐ必要があります。
5. ルラクホームの申請サポート

これらの補助金は施主様が自力で申請するのはほぼ不可能です。GX志向型も同様で、図面・証明書・性能計算など専門的な準備が必要です。
ルラクホームではGX志向型対応の設計を標準としており、そのまま島根県補助金にも対応可能。申請準備から書類作成、スケジュール管理まで一貫してサポートします。
6. 補助金活用OB施主様の声

過去にも長期優良住宅やZEHで補助金を受けたお客様が多数います。160万円の補助で太陽光を導入した方や、後から追加で設備を整えた方も。
「補助金があったおかげで、ワンランク上の性能や設備にできた」という声が多く、将来の光熱費削減や快適性向上に役立っています。
7. ルラクホームが選ばれる理由

補助金対象には断熱等級5〜6以上が求められますが、ルラクホームは等級6以上を標準仕様に設定。
結果として、GX志向型でも島根県の補助金でも、ほぼ申請条件を満たした状態で家づくりが可能です。
まとめ

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