ルラクホームこと株式会社かみしろのジョウダイです。
今回のテーマは「ルラクホームが考える健康住宅の3条件」です。
ルラクホームは、山陰は島根で高気密高断熱で
とびっきりの高性能住宅を建ててます。
ルラクホームでは
上代工務店の名前のころ
かれこれ20年以上前から
家づくりの基本を健康にスポットをあててました
その頃好んで使っていたキーワード
３つあげるとしたら
「無垢の木」「自然素材」「F☆☆☆☆」
今考えると「うーん」って唸っちゃう感じではありますが
「健康住宅」って言葉
間口が広いです。
今から書くこととキーワードがかぶらない
懐かしくもあり
気恥ずかしさも感じながら
今回のテーマは
「ルラクホームが考える健康住宅の３条件」
ってお話、いってみたいと思います。
１．寒さを我慢しないこと
健康住宅であるための最重要条件は
「ヒートショック対策ができているか」です。
20年前はその感覚がゼロだったんですよね
で
百年の家プロジェクトでは発足以来、
家が住む人の健康を守ることを重要視し、
家の中の温度差をなくすことに力を注ぎ、
2013年からは、「ヒートショック・ゼロ社会の実現」を
公に目標として掲げています。
ヒートショック対策の肝は「寒さを我慢しないこと」
健康住宅＝寒さを我慢しないでいい家
冬でも家の中では半袖半ズボンで過ごせる家が理想です。
ルラクホームでも2013年から
「レッツつけっぱ」を合言葉に
暖房のつけっぱなしをおすすめするようになりました
それこそが
健康住宅の条件であり
そこに住む人の健康、あるいは命を守るために
必要な投資であると考えたからです。
健康住宅であるための最初の条件は、
ぶっちぎりであったかい家であることです。
それも２４時間絶え間なく、部屋部屋間で温度差がないこと
そのためには
レッツつけっぱで
温度のバリアフリーを実現して
寒さを我慢しない住環境を手に入れましょう
高気密・高断熱の高性能住宅であることは
それをより楽に実現する助けになるはずです
というかそれができてないと
２４時間暖房したときの光熱費が大変ですから
優先順位を明確にしましょう
２．温度のバリアフリーは防湿とセットがお得です
温度のバリアフリーをめざす時
重要になってくるのが防湿です
以前に「結露はどこからくるか知ってる？」って話
会社のHPのブログで書いてましたが
水蒸気には流れる方向があって
上流から下流に流れるのだけど
建築のプロ・アマ限らず
上流と下流を見間違えてる人がなんと多いことか
それ見間違えたちゃうと
適切な結露対策ができないよねって話でした
レッツつけっぱで
温度のバリアフリーを実現しようと思ったら
適切な結露対策ができてるかどうかが重要
同じ暖房しててもこれができてるかどうかで
あたたかさ、快適さに大きな差が出てしまう
適切な結露対策は、きちんと防湿できてるかどうか
にかかっています。
冬場に風邪引いてお医者さんにいくと
待合室では、しっかり加湿器が動いています。
風邪やインフルエンザのまん延予防に
冬の過乾燥をおさえるために加湿することが有効だって
お医者さんって経験値的にわかってるから
そのほうが快適ですしね
加湿を有効に働かせるためには
防湿が必須です。
冬の室内のあたたかさは健康の基本
温度のバリアフリーは防湿とセットがお得です
というか必須です。
３. その換気？給気も排気もできてますか？
コロナ禍もぼちぼち終わりにしませんか
って誰か言ってくれないかなと思いつつ
コロナ禍の中で換気の重要性が認識されたことは
良かったことだなと思ってます
昔から会社の事務室では
大型の灯油ファンヒーターを使っていたのですが
ある日、二酸化炭素濃度計を買ってきて
測定してみたところ驚愕しました。
５０００ｐｐｍオーバーにつき測定レンジオーバー
げっってなりました。
なんか冬室内が暖かくなってくると
眠たくなるよね～って思ってたんですが
これって
二酸化炭素濃度のせいじゃんって
基本の二酸化炭素濃度は
１０００っｐｍ以下に抑えておいたほうがよく
１５００ｐｐｍ超えたら警戒していいレベル
はっきりいって室内で
５０００ｐｐｍオーバーはやばいです。
意識がぼーっとなっても不思議じゃないレベル
あわてて大型ファンヒーターの使用をやめて
一番大きな事務スペースはリフォームして
エアコンだけで暖房できるようにしました。
もともと築５０年のすきまだらけの鉄骨造ビルなんですが
隙間風では有効な換気はできないって痛感しました。
換気は、
外からきれいな空気がとりこめて
汚れた空気をすみやかに外に吐き出せる
一連の流れができていて
はじめて有効なものとなります。
今あらためて健康住宅のキーワード
「あたたかさの持続」「適切な防湿」「有効な換気」
２０年前と違うこと言ってるね
はい
現場からは以上です。
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