ルラクホームこと株式会社かみしろのジョウダイです。
今回はいろんな国に自由に行けるようになりたいなシリーズ
「南フランスのカップマルタンにあるE1027」です。
ルラクホームの注文住宅は高気密・高断熱で耐震等級3、とびっきりの高性能住宅なんです。
今日は暑い日となりました。昨日は暖房つけてたのに、冷房が恋しくなりますね。
コロナ禍前の夏の日、南フランスのカップマルタンまででかけたんですが、さんざん道に迷ってたどり着いたのは、
巨匠ル・コルビジュエの休暇小屋にならんで建っている「E1027」という建物です。
コルビジュエ世代のアイリーン・グレイさんという女性デザイナーの自邸(別荘)です。有名リゾート地モナコに近いカップマルタンもバリバリのリゾート地なんですが、いつものことですがめっちゃロケーションがいい。
山育ちの私もあこがれちゃう海岸沿いのグッドロケーションであります。
コルビジュエの唱えていた近代建築の5原則に倣いながら、機能美にあふれるその邸宅では、女性デザイナーらしい繊細さも感じられました。
アイリーンさん自身はもともと家具デザイナーで、はじめて設計された建築だったそうです。
ちなみにバブルの頃、一番高値で落札されたビンテージ家具は、アイリーン・グレイさんがデザインした家具だったと知ったのは、日本に帰ってからでした。
置いてあった家具はレプリカですが、めっちゃかっこよかった。機能的な近代建築にめっちゃばえるのでありました。
コルビジュエの代表建築とされるサヴォア邸に行ったときE1027と似てるって思っちゃったんですが、こっちのほうが2年くらい早い時代だったそうで、逆にコルビジュエもこの建物に影響受けて
たんだろうなと
実際、コルビジュエは晩年この建物の隣にある休暇小屋に居て、主不在であったE1027を自分の家のように出入りしてたとされています。よっぽど気に入ってたんでしょうね。
「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」という映画があるんですが、まあ脚色も多分に入っているとは思いますが、当時のル・コルビュジエとアイリーンの境遇を思い量ることのできる作品でした。
行く前に見とけばよかったとか思いながら、また行ってあの海で泳ぎたいなと願う今日このごろなのであります。
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