覚えておきたいシロアリ対策のポイント3選

今回のテーマは「覚えておきたいシロアリ対策のポイント3選」です。

テレビのコマーシャルで「羽アリ見つけたらシロアリにご用心」みたいなの見かける季節になりました。というわけで、今回は「覚えておきたいシロアリ対策のポイント3選」です。


1.シロアリはそこにいる

羽アリが出たらご用心っていいますが、確かに羽アリというのは、そこにシロアリの巣がありますよって目印ではあるんです。が、「シロアリはそこにいる」でも「そこに被害が発生するとは限らない」。これ覚えておいてください。

 仕事柄、「羽アリが出た。」「シロアリが出た。」って連絡いただくこと結構あります。でも、それが大規模な補修に及ぶことは少なく、建替えになってしまったってケースにはいまだ出会ったことありません。

 島根県で出会うのは、ヤマトシロアリという種類のシロアリで、日本全国で出会うことのできるシロアリです。ヤマトシロアリは、日本では限られた地域に生息するイエシロアリと比較すると、個体もコロニーのサイズも小さく、被害規模も小さいものとなります。イエシロアリのいない地域はそういった意味では、まだラッキーです。

 以前、築百年以上の古民家にて羽アリの発生の知らせをうけて床下に潜りました。現役のシロアリの活動をみつけ、専門家に駆除をお願いしました。
「10年以上活動していたであろう立派な蟻道がありました」と報告うけて無事駆除は完了したのですが、工務店の補修作業は発生しませんでした。10年以上活動してたのに構造に重大な欠陥となるような被害はなかったのです。

 羽アリというのは、家族が増えすぎて、巣を追い出されたグループの引越する姿です。羽アリをうちでは「分家さん」と呼んでいます。まあ分家がでたということは、そこに本家があるわけです。
ただし、「羽アリがいました」という知らせをうけて出かけてみるとシロアリ以外の羽蟲であったり、「タタミがシロアリに食べれれています」という知らせをうけて見にいってみるとクロアリだった。なんてこともありました。

 というわけで、シロアリはそこにいる。というかそこらじゅうにいます。でもパニックになる前に頼れる経験豊富な専門家にご一報いただければと思うところです。



2.シロアリ予防の薬はシロアリよりも怖い

シロアリをみつけたとき、絶対やっちゃだめなことがあります。家族が暮らすエリア、その空気環境を汚すエリアにきつい薬をまかないことです。床下も大概の場合、そのエリアとなります。

 ルラクホームでは、新築の際も床下に防蟻剤はまきません。土台等も薬剤処理されていない木材を使用しています。薬を使用しても、その薬がシロアリに効く可能性は低く、逆に家族が暮らすエリア、その空気環境を汚し、最悪家族に健康被害を及ぼす。そのリスクのほうがはるかに高いと考えるからです。

 2003年シックハウス法と呼ばれる法律が施工されて、使用禁止となった薬剤があります。クロルピリホスという有機リン系の薬剤。人体に有害であることが確認され、床下にまいたりすることが禁止となりました。
 
 現在一般的には、クロルピリホスにかわる新しい薬が使われているわけです。が、将来、人体に有害であることが確認されて使用禁止になる。歴史は繰り返すといいますが、シロアリ予防の薬っていつまでそんな歴史を繰り返すのでしょうか。

 家族の健康をまもるために、薬は使用しない。そんなベストな選択肢があることを覚えておいてください。



3. シロアリは監視できたらちょろいです

一匹一匹のシロアリは、非常に弱い生き物です。見つけてしまうと中性洗剤程度でも駆除できます。ムカデや黒いアリ、ほかの虫たちとくらべても決して強い生き物ではなく、結構やられていたりします。

 羽アリは、分家の引越時の姿と紹介しましたが、鳥やほかの外敵に襲われず、羽を落としてシロアリに戻り、分家に成功するのは千にひとつの可能性。まさに命がけの分家中です。

 通常シロアリは、土の中にコロニーをつくっていて、床下とか木の中をうごうごと蠢いています。体が外気に露出するのを嫌い、蟻道と呼ばれるトンネルをこしらえて、その中を歩いています。

 紹介した古民家では、床下がとっても広かったので、大柄なわたしでもゆうゆうと匍匐前進できました。広い空間なので、立派な蟻道も確認でき、蟻道をほじってみるとシロアリたちが慌てて逃げていくのが確認できました。

 見つけて露出させてしまったシロアリはちょろいです。専門家の方も床下がこれだけ広くて、しかもシロアリの活動が目の前で確認できるところでは、駆除もやりやすいとおっしゃっていました。
 逆に見えないシロアリを退治するのはむずかしい。新築やリフォームするとき、シロアリの活動を監視しやすいようにしておくこと。これが重要なシロアリ対策をするうえで大きなポイントになります。監視できたらちょろいと覚えておいてください。




それを可能にするために
ルラクホームは、山陰は島根で高気密高断熱で
とびっきりの高性能住宅を建ててます。

〒699-1251 島根県雲南市大東町大東1015−8
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