築160年 古民家リノベーションの見どころ 3選

今年も残すところあと数日、暮れの忙しい最中ではありますが、

12月21日、22日、構造見学会を予定しています。

今年初めには、能登で大きな地震がありました。

また、2025年からは住宅においても、省エネ基準への適合が義務化となります。

そんなわけで、時代の最先端、耐震と断熱リノベの構造見学会をご案内します。

ご先祖様から引き継いだ土地建物、取り壊して新築しようか?

あるいは、改修してリフォームやリノベでいこうか?お悩みになるお客様ってほんと多いんです。

こちらのお宅は、築160年ほどになる古民家。

それを新築そっくりさんクラスの大型リノベをさせていただいている最中なんです。

耐震改修や断熱改修を本格的にやっちゃうと、新築したほうが安いんじゃないの?って思っちゃうこともあるんですが、

ご先祖様からの継承した財産をスクラップ&ビルドせずに大事に使い続けたいという思い、

大切にしての大型リノベとなっております。

というわけで、今回の見どころ紹介します。

【築160年 古民家リノベーションの見どころ 3選】

1.傾いた大黒柱を立て直す耐震リノベ

こちらの古民家、築160年くらいってことで正確にはわからないそうですが、江戸末期、新選組が活躍してた頃からの築年齢。

刀傷こそありませんが、あちこち傷だらけ、大黒柱が目視で確認できるほど傾いていて、「ほんとにリフォームでなんとかなるんですかね?」って不安の声もいただきながら、設計スタートさせました。

「結婚してこの家に越してきたとき、ここにこのまま住んでても大丈夫なんだろうか?」

(おっきな地震が来たらつぶれちゃうんじゃないだろうか)って正直思いましたって、お施主様よりお聴かせいただき、

「なんとかなります。」とお答えしたものの、相当厳しい道程となりました。

現在、耐震改修のための作業も大半の工程を完了し、その傾いていた大黒柱もリビングの一員として、若干斜に構えたままですが、元気に立っています。

あちこちでシロアリの蟻害を見つけたんですが、実際、床下ではシロアリの集団と遭遇しました。

その都度、駆除、補修しながら作業進めております。

が、構造的に問題ない部分については、シロアリの蟻害も、もともとあったたくさんの傷も、斜めに立ってる大黒柱だって、みんないっしょに未来へと引き継いでもらうことにいたしました。

もちろん、これって大黒柱への負担を軽くするため、耐震リノベを行ったからこそできたもの。

完成してからでは見えなくなってしまう部分もありますが、今ならみえる耐震リノベの構造見学会、お見逃しなく。



2.エアコンつけっぱ!冬の灯油入れがいらない幸せ

今回、新築ではなくて、大型リノベとなったわけですが、これって古民家の断熱改修リノベ、近隣で数件実績があり、お施主様にもその現場見ていただいて、古民家でも断熱改修リノベすれば、エアコンでいけるんだって確認していただいたからなんですよね。

めっちゃ大きい、ほんと大きいお宅なんですが、基本はエアコン暖房です。

エアコンつけっぱで全館暖房しましょうってことです。

生活習慣が大きく変貌することとなります。

いままで使っておられた灯油ファンヒーターはいらなくなっちゃいますね。

これまでの冬、罰ゲーム的な作業であった外に出ての灯油入れ、「給油サイン」が点灯しても誰が寒い中、外に出るのか?変な緊張感が居間からなくなりますし、

灯油ファンヒーター使わなくて良くなるっってことは、圧倒的に居間の空気がきれいになるってことなんです。

その秘密、今なら現場で体感、ご確認いただけます。その目で、その肌でご確認ください。

3.もはや転生リノベ

最初に新築ソツくりさんとかいいましたが、訂正します。

今回のリノベ、もはや転生です。転生リノベと呼んでください。

見た目の話からすると、もともとの見た目は、昔から地元ではたくさんみかける姿でした。

泥壁と木製建具、それはそれで古き良き時代の哀愁を感じさせてくれる姿ではありますが、

今回はガルバと樹脂サッシをまとってスタイリッシュにお色直しさせていただいております。

生まれ変わった姿、見た目をみてくださいねってこと。それももちろんありますが、だから転生とか言ってるわけではないですからね。

外観も確かに生まれ変わってます。

が、中の方は、160年前のままの姿もあちこちご覧いただけます。

そのままじゃんってところもたくさん残ってるってことです。

それでも転生リノベと名乗らせていただきますってことは、ほんと中身が生まれ変わったるんです。

正確にはその最中なんですが、完成後はいつでもみていただくことできるわけですが、転生中の姿って、その空気感も合わせて体感いただける機会は今だけとなります。

というわけで、もはや転生リノベ、お見逃しなく。

それぞれの夢叶えるために

ルラクホームは、山陰は島根で高気密高断熱で とびっきりの高性能住宅を建ててます。


〒699-1251 島根県雲南市大東町大東1015−8

0854-43-2651

ルラクホーム(株式会社かみしろ)

関連記事

  1. 島根で新築ならルラクホーム
  2. 島根松江ルラクホーム築地松
  3. 松江で平屋ならルラクホーム
PAGE TOP