ルラクホームこと株式会社かみしろのジョウダイです。
今回のテーマは
「家の中になくてもいい場所3選」です。
ルラクホームは、山陰は島根で高気密高断熱でとびっきりの高性能住宅を建ててます。
とびっきりの高性能住宅を建ててきた経験から僕が感じる、家の中になくてもいい場所3選を今回はお送りします。
1.廊下
生活習慣の変化っておもしろいですよね。
古くからある日本家屋って田の字づくりって言って四つの部屋がつながってました。
いつしか廊下でもって個室個室が仕切られるようになったんですね。
それでもって高気密高断熱の家づくりができるようになる。
そうするとまた廊下ってなくてもいいよねって思うようになります。
来客時や家族だけの間でもプライバシーを守るための工夫ってのは必要だとは思います。
でもそのために廊下が必要って話ではないようです。
個室個室がくぎられるようになったのは、プライバシーのためっていうより
それぞれの部屋で暖房するようになったからだと思うんです。
でも
高気密高断熱であるなら全館暖房が基本でそのほうが快適で
住む人の健康のためにもいいわけです。
ちなみに山陰の寒い冬、古い民宿に宿泊したお客様がみた
「廊下から部屋にはいる入り口の建具が結露してた」って衝撃的な事実!
暖房してある部屋と暖房の効いてない廊下の温度差はもっと衝撃的だったそうです。
寒い冬も快適に健康的に過ごそうと思ったら
廊下も暖房しましょうって話なんですが
ただの通路を暖房しようと思ったら「もったいない」と思ってしまいます。
廊下って暖房したら通路ではなく居住空間になるってことで
ただの通路としての廊下はいらないって思うのでありました。
2.天井裏
高気密高断熱の家づくりできると基本天井裏って要らなくなります。
廊下と話かぶるんですが、
天井裏って基本暖房する部屋の体積を小さく区切るためにあるもの
って気がしてます。
天井で断熱するか屋根で断熱するか
どっちがいいかって話はさておき
天井裏がある場合
その空間って基本お掃除できない空間となります。
ダウンライトとかつけちゃったりすれば
そのお掃除できない空間へほこりやアレルゲン物質なんかの
通り道になっちゃたりするわけで
基本天井裏には、電気の配線や水道の配管なんかもあったりするわけで
そこにはいるための点検口って確保するんですが
そこからはいってお掃除するってゆうわけにはいかないでしょうし
ちなみに上に階がある天井裏はまだしも上に屋根がある天井裏というのは
基本、外の空間という扱いになり、そこにある空気は外気ってことになります。
工務店やってる僕は、
へびやねずみ、むささびやスズメバチの巣なんてものと
そこで遭遇した経験があるわけで
天井裏って基本いらないよなと思うのであります。
3.押入れ
今日嫁さんに断捨離ができてないとダメ出しもらったんですが、
自分でも自覚してるところ指摘されると変な汗でますね。
収納って家の中の面積、結構な部分占めてます。
そんな中でも断捨離できれば空いてくる空間って結構あるはず
わかっちゃいるけど捨てられない
あるあるですよね
間取りを設計していて最近なくしたもの、押入れなんですが、
いっても収納スペース自体は要るっちゃ要る。
でも押入れは要らなくなったよねって感じです。
そもそも寝室が畳の間でなくなってきたし、
布団を毎日畳んで収納する習慣がなくなってきた。
押入れって布団を三分の一に畳んで収納するのに具合のいい奥行きです。
でも布団を三分の一に畳んで収納する習慣ってレアになってきてるかも。
押入れをクローゼットにリフォームするときの注意点、
三分の一に畳んだ布団を収納するための奥行きは無駄なスペースとなります。
収納は、何をしまうのか想定して、出し入れの回数、見えていいのかダメなのかしっかりと考えて確保しましょう
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